相槌は会話を弾ませるためには大切な要素です。特に日本語では相槌の上手い人は聞き上手とされ、話すことが上手いことよりも評価されやすくもあります。英語は日本語と比較すると圧倒的に相槌を打たない言語ではありますが、それでも要所で必要とされるテクニックであることに変わりはありません。
今日はそんな英語での相槌に当たるフレーズを紹介して行きます。
同意の相槌:基本
まずは最も使われる相槌を紹介します。相手の話を聞いてるよ。というアピールにも使えるので、たまに挟みましょう。
1. Yes.
はい
最も基本的な同意の相槌です。質問された時に使う印象が強いもしれませんが、相槌としても使う事もできます。
A: Well, learning a foreign language has many advantages.
そう、外国語を学ぶのはたくさんの利点があってね、、
B: Yes..
はい
2. Yeah
そうだね
同じく相手を肯定する同意の意味で使用できます。
A: He left the office without telling anything again.
彼はまた無断でオフィスから出て行ったの。
B: Yeah.. this rude attitude is kind of his personality..
そうだね、このだらしない態度は彼の性格なのかな。
3. uh-huh
うんうん。
日本人が英語を喋る際にやたらと連呼する傾向にあるのがこの相槌です。日本語を話してる時と同じ頻度でやるのは英語においてやり過ぎなので、少し控えめにするのがちょうどいいです。
A: I have to prepare for a meeting in the afternoon. So you just come down the office first.
午後からの会議の準備しなくちゃいけないの。だからまず君は事務所に戻ってきて。
B: uh-huh.
うんうん。
4. Right
その通り。
相手に同意、賛同する意思を伝えれます。短い単語なので声のトーンや抑揚はなるべくハッキリとハキハキ言いましょう。
A: Your kitchen’s so neat and tidy.キッチンとても綺麗で整頓されてるね!
B: Right. I cleaned all up for you cooking with a smile here.
その通り。君が笑顔で料理できるように綺麗にしたんだ。
同意の相槌:副詞
相手の話に対して肯定的な感想を伝えたい際に使います。副詞はその一言で相槌を打てるので簡単に使えます。
5. exactly
その通り
相手の弁論に対して同意を示します。ここで紹介する副詞はどれも意味が似た単語なので言いやすいものだけを掻い摘んで貰えばと思います。
A: that’s why she came here.
だから彼女はここにきたのね。
B: exactly!
その通り!
6. absolutely
間違いない。
日本語は変えていますがおおよそexactlyと近いニュアンスです。絶対にそうだと思うという意味合いがあるので、exactlyより強く同意してるイメージはあります。
A: We have to find the stone before it got dark.
辺りが暗くなる前にそのいしを見つけ出さないとね!
B: Absolutely.
間違いないね。
7. certainly
その通り。
相槌の他にも、了解、了承した。という意味合いでも使われます。レストランなどで店員さんに何かを注文したら、その返事としてこの単語が返ってくることもあります。
A: Could you give us 2 hot milks please.
ホットミルク二つください。
B: Certainly.
かしこまりました。
8. indeed
確かに
相手の見解に納得したというニュアンスで使われます。
A: As you see, Everyone gets along in this class room.
見ての通り、このクラスの子達はみんな仲良くやってます。
B: Indeed.
確かにね。
9. surely
そうね
sure.と言っても同じです。sureは形容詞なので、のちに紹介する使い方で使われたり、単体で使われたりまちまちですが副詞のsurelyを相槌として用いる際は単語一つで完結させれます。
A: I think everyone feels tired to keep doing this task for a long time.
みんな長時間その作業をする事に疲れてると思うわ。
B: Surely. Let’s have a break once.
そうだね、一度休憩しよう。
10. actually
確かに
繋ぎ言葉と使われることの多い単語ですが、相槌としても使うことはできます。ただ頻度としては少なめです。
A: it is my policy to upset as few people as possible.
できるだけ多くの人を怒らせないこと、それが僕の流儀なんでね。
B: Actually.. but I think you should not tell that to people around you.
確かにね、でもあまりそれを周りの人に言わない方がいいよ。
同意の相槌:形容詞
相手の話に対して同意すると同時に自分の感想を一緒に伝えることができます。
相槌として使う際は【That’s】+【形容詞】の形で使います。
11. good
いいね。
いいね。と相手の意見に対して感想を述べる相槌ですね。語感的にも言いやすいのでよく使われます。
A: It’s really pleasure time yesterday joined this event!
昨日参加したイベントはとても有益だったよ。
B: That’s good. I wanted to go there too.
いいね。僕も行きたかったよ。
12. great
すごいね
goodと同じように使えます。程度としてはgreatの方がより肯定的な感想になります。
A: Alex and I went to the park to enjoy a picnic yesterday.
昨日アレックスと一緒に公園にピクニックを楽しみに行ったの。
B: That’s great! How was it?
それはいいね。どうだった?
13. awesome
すごいね
goodと同じように使えます。程度としてはgreatと同じくらい好意的な感想になります。
A: Do you know a big news that he passed the exam for university?
彼が大学に合格したって知ってる??
B: That’s awesome! Let’s have a party tonight!
すごいね!今夜はパーティだね!
14. amazing
素晴らしい
同じく肯定的な感想です。程度はgreatと同じくらいなので言いやすい相槌を取り入れましょう。
A: He really made me feel at home. So I might like him..
彼はとても私を安心させてくれるの。だから私は彼のこと好きなのかも。
B: That’s amazing! I hope you are going with him
それはいいね。私もあなたが彼と付き合えること願ってるわ。
15. wonderful
素晴らしい
同じく肯定的な感想です。程度はgreatと同じくらいなので言いやすい相槌を取り入れましょう。
A: I had a good time playing the TV game with my brother yesterday.
昨日弟とゲームしてスゲー盛り上がったんだ。
B: That’s wonderful! I want to join you next time.
それはいいね。次は僕も混ざりたいな。
16. terrific
素晴らしい
同じく肯定的な感想です。程度はgreatと同じくらいなので言いやすい相槌を取り入れましょう。
A: There are so many place to see.
ここには見所がたくさんあります。
B: That’s terrific! How many hours are we going to stay at here?
素晴らしい!何時間滞在しますか?
17. nice
いいね
上記と似たような表現で意味もほとんど同じです。程度はgoodと互換しているので、同じフレーズ一辺倒にならないように使い分けましょう。
A: I will ask her to go out with me for dating.
僕は彼女をデートに誘うよ、、!
B: That’s nice! I hope it’s going well.
それはいいね。うまく行くこと願ってるよ
18. fine
いいね。
fineも相槌のように使うことができます。程度はgoodと互換しているので、同じフレーズ一辺倒にならないように使い分けましょう。
A: I wouldn’t give him the time of day, but it’s up to you.
僕なら無視するけど、それは君次第だからな。
B: fine, but I still want to trust him.
そうね、でも私はまだ彼を信じたいから
19. cool
いいね / かっこいい
少し違う切り口の感想ですね。人によっては口癖のようにこの相槌しかしない人もいます。
A: I did all my task for today! so can I come back to my place today?
今日の作業はすべて終わりました。えーっと、今日はもう帰っていいですか?
B: Cool! But of course you can’t leave the office until 5pm.
いいね!ただ、もちろんだけどダメだよ。5時まではオフィスにいてね。
20. fantastic
すごいね。
fantasticの程度はgreatと同じくらいです。なので言いやすい相槌を取り入れましょう。
A: I think I have much talent, don’t I?
僕は才能がありすぎると思うよね?ね?
B: That’ fantastic! No one could help your mind.
すごいね。誰も君を救えないね!
否定の相槌:形容詞
相手の話に対して否定的な感想を述べる際に使う形容詞の相槌です。
先ほどと同じく【That’s】+【形容詞】の形で使います。
21. bad
よくないね
相手の話に対して否定的な相槌ならこれです。英語文化としては思ったことは正直に述べた方が良いのでyesの一辺倒になりすぎないように適度に否定もしましょう。
A: He came late again. That is 5 times he did this month
彼また遅刻よ、しかも今月5回目よ。
B: That’s too bad.
それはよくないね。。
22. poor
可哀想
話を聞いてかわいそうだと思ったらこの相槌です。不幸な話をされた時はよく使われます。
A: Alex and Shelly broke up, because He cheated on her.
アレックスとシェリーが別れたんだって。彼が浮気したのが原因。
B: That’s poor. I worry about her.
かわいそう、、彼女が心配だわ。
23. shame
残念ね。
同じくネガティブな話をされた時に使う相槌の一つです。その話に対してかわいそうだったり居た堪れない気持ちになった時はこの単語を使いましょう。
A: He grieved for his dog dead. They had been for over 10 years.
彼は愛犬が死んだ事に嘆き悲しんでたわ。彼らは10年以上の付き合いだったからね。
B: That’s shame, I understand what he feels.
それは残念だね、彼の気持ちはよくわかるよ。
24. terrible
ひどいね。
残忍な仕打ちや不当な扱いを受けたようなひどい話に対しての相槌です。
A: Team Alex defeat the Kids team on soccer game 98 – 1.
アレックスのチームが子供達のチームをサッカーの試合で98対1で破りました。
B: That’s terrible.. it’s kind of bullying, you know?
ひどいね、それっていじめだよ。
25. miserable
惨めね
もし話の内容が話し手の身の上話ならあまり相槌としては適切な表現ではないかもしれませんが、ストレートな言い方として使えます。
A: I had got bullying in time of student for 9 years
僕は学生時代、9年間いじめを受けてきたんだ。
B: That’s miserable. I have no words to help you.
惨めだね。かける言葉もないよ
26. horrible
ひどいね
不当な扱いを受けたようなひどい話に対しての相槌です。
A: Actually, I work in this office under the contract of him, but who does he think he is?
確かに私はこの会社で彼の契約の元で働いてるわ。でも、あいつは何様のつもりなの??
B: That’s horrible, I also think he is too bossy.
それはひどいよね、確かに私も彼は威張り過ぎだと思う。
27. awful
ひどいね
程度としてはbadよりもtoo badと互換くらいの意味合いになります。
A: I’m getting quite mad at him. What should I do??
彼に対して割とムカついてるんだけど。どうすればいいかな?
B: That’s awful, but you should calm down first. Okay?
それはひどいよね、でもまず落ち着こう、ね?
28. pitiful
哀れだね
pityが名詞でpitifulは形容詞です。かわいそうという意味合いなのでpoorと似ています。
A: we tried to talk about love and marriage yesterday, but he went away as quick as I talk.
昨日彼を恋愛と結婚について話そうとしたの、でも彼は私が話出すとすぐ逃げ出したの
B: That’s pitiful… he is not honest.
それはダメね。彼は誠実じゃないわ。
29. regrettable
悔やまれるね
regretは後悔するという動詞で regrettableは形容詞になります。残念だと思う時の相槌といして使われます。
A: As a result, he had to give up his challenge for saving his family.
結果的に彼は家族を守るためにその挑戦を諦めなければならなかった。
B: That’s regrettable.
悔やまれるね。
30. sorry
ごめんね
相槌かどうかというと曖昧なところですが、リアクションとして申し訳ないと思った際は使います。
同様に相手の話た内容に対して感謝したいと思ったらthanksと言いますね。
A: Everyone has been waiting for you for an age.
長い間、みんなあなたの帰りを待ってたんだよ
B: Sorry to keep you waiting for a long time, and Thank you for that.
長い間待たせてごめん。そして待っててくれてありがとう
クッションフレーズ:聞き返し
相手の行ったことを聞き返す際に【助動詞】+【人称代名詞】と繋げることで聞き返しの意味になります。これだけ聞いてもわかりずらいと思いますので、例を見ながら説明していきます。
31. Do / Are you?
現在形の文に対して
相手が直前に言ったことを復唱するフレーズです。
これを述べた後に先ほどまで紹介してきた相槌に繋げると3フレーズくらいの返しになるため、会話がより弾みやすくなります。
A: I eat banana every morning.
毎朝バナナ食べてるんだ。
B: Do you? That’ nice.
バナナ食べてるんだ、いいね!
32. Did / Were you?
過去形の文に対して
同じく相手が直前に言ったことを復唱するフレーズで、過去の話をした際はDidを使います。
A: I went to a hospital to see a doctor yesterday.
昨日病院に行って診察を受けてきたんだ。
B: Did you? That’s poor.
病院で診察受けてきたの?かわいそうに
33. Have you?
完了形の文に対して
同じく相手が直前に言ったことを復唱するフレーズで、経験の話をした際はHaveを使います。
A: I have studied English for 5 years
5年間英語勉強してるんだ。
B: Have you? That’s great!
5年も勉強してるんだ、すごいね!
34. Does / Is someone?
3人称の文に対して
同じく相手が直前に言ったことを復唱するフレーズで、第三者の話をした際はDoesを使います。
A: He wakes up 6am every day.
彼は毎朝6時に起きてるよ。
B: Does he? That’s fantastic!
毎朝6時に起きてるの?素晴らしいね!
35. Is it?
3人称の文に対して
同じく相手が直前に言ったことを復唱するフレーズで、人以外の話をした際はIsを使います。
A: This is a material Alex told us.
これがアレックスの言ってた素材だよ。
B: Is it? That’s amazing!
これがそうなの?すごいね!
クッションフレーズ:その他のパターン
聞き返し以外のパターンです。クッションフレーズをまず最初の相槌として使い、その後に相手の話に対して思った感想を述べると会話が弾みやすくなります。
もちろん最初に紹介した短い形容詞や副詞を一言だけ述べる相槌に繋げても問題ありません。
36: Are you serious?
本当に?
感想はどうであれ、まず驚いたようなリアクションとして第一声に言うフレーズです。びっくりしたら、咄嗟に出てくるフレーズの一つですね。
A: Do you know Linda and Sam broke up?
リンダとサムが別れたのって知ってる?
B: Are you serious? That’s too bad.
本当に?それは悪い知らせね
37. Are you kidding?
冗談でしょ?
上記と同様にびっくりしたら咄嗟に出てくるフレーズの一つです。
Kiddingの部分はjokingと変えても意味は同じです。
A: He was fired in that company a week ago.
彼は先週会社を首になったよ。
B: Are you kidding? I can’t believe it
冗談でしょ?信じれないわ。
38. Really?
本当に?
これも同じくびっくりしたり良くも悪くも耳を疑うような話を聞いた際に咄嗟にでるフレーズの一つです。
A: I’m going to work 6 days a week from next month…
来月から週6で勤務だよ、、
B: Really!?? That’s pitiful.
本当?かわいそうね、、
39. No way!
そんな!
事実に対して疑惑があったり信じれない際に使うフレーズです。どちらかと言うと悪い知らせを聞いたときに使う言葉です。
A: He has left this town 2 weeks ago, he decided to work in Japan.
彼は2週間前にこの街を出たよ、日本で働くことを決めたらしい。
B: No way, I didn’t hear that!
そんな!聞いてないよ
40. What?
何だって?何だって?
上記と同じく耳を疑うことを聞かされた際のリアクションの一つです。こちらは良い知らせでも悪い知らせでも使われます。
A: He got marlrriged with Eden, and here you are. This is an invitation of their wedding.
彼はイーデンと結婚したよ。そしてこれどうぞ。結婚式の招待状。
B: What? That’s wonderful news!
なんだって?それは素晴らしい知らせじゃないか!
以上40個のフレーズを紹介しました。
相槌をうまく使うことができれば会話が弾むことは間違いないです。ただ英語は話す側が主体となる言語なので相槌を打つ頻度は日本語より少なめでいいので、あまりやりすぎないように注意しましょう。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。