英語の過去進行形とは?例文&間違えやすいポイントも

英文法
この記事を書いた人
りこ

英会話講師として7年間勤務し、0歳から80歳まで200人以上の生徒を担当。現在はフリーライターとして、英語学習に関する記事を執筆したり、英語を使って海外のコンテンツ制作会社と一緒に仕事をしています。

りこをフォローする

英語学習中のみなさん。過去進行形についてすでに学習しましたか?

過去進行形とは「be動詞の過去形+〜ing形」の形で表現される「過去1点における進行中の動作」に関する表現法です。

しかし「過去1点における進行中の動作に関する表現法」と聞いても何のことだか分かりづらいですよね。そこで今回は元英会話講師の私が、過去進行形について分かりやすく解説していきます。

本記事は5分ほどで読むことが可能です。過去進行形を勉強中の方も、過去進行形を勉強中のお子さんを持つ保護者の方も、ぜひ参考にしてください。

本記事で分かること

・過去進行形とは?
・過去進行形の勉強法3つ
・過去進行形の間違いやすいポイント
・過去進行形に関するQ&A!

過去進行形とは?

過去進行形とは、過去の時点の行動が進行している状態を表すときに用いる表現のこと。

似ている表現に過去形がありますが、両者は「動作がすでに完了しているか/していないか」という違いがあります。

I climbed the mountain.(私は山に登った)
過去形 すでに山に登っている
I was climbing the mountain.(私は山に登っていた)
過去進行形 まだ山登りは終わっていない

ここでは、そんな過去進行形の作り方や例文などについてみていきましょう。

過去進行形の概要

過去進行形は「be動詞の過去形+〜ing形」で表現できます。

まず、be動詞とは、人や物の状態を表すときに用いる動詞で、is,am,are,was,wereの5種類があります。is,am,areが現在時制、was,wereが過去時制です。今回「過去進行形」で用いるのはwas,wereとなりますね。

一方、一般動詞とは、be動詞以外のすべての動詞を言い、動作や状態を表す動詞のこと。

りこ
りこ

一般動詞にはtake(取る)、bring(持ってくる)、dance(踊る)、などが挙げられます。

過去進行形では、基本的に一般動詞を「〜ing形」にしますので、たとえばdanceであればdancingとなります。

過去進行形の例文

ここでは、過去進行形の例文を7つご紹介します。否定形や疑問形の作り方なども、一つずつ確認していきましょう。

She was playing tennis.
(彼女はテニスをしていました)

Bob wasn’t swimming in the river.
(ボブは川で泳いでいませんでした)

They were dancing.
(彼らは踊っていました)

Was he studying Math?
(彼は数学を勉強していましたか?)

They were making salads.
(彼女たちはサラダを作っていました)

Kumi was fishing.
(クミは魚釣りをしていました)

Were you taking pictures?
(あなたは写真を撮っていましたか?)

過去進行形の勉強法3つ

過去進行形は「be動詞の過去形+〜ing形」という決まった形に当てはめることで作ることができます。そのため、何度も英作文を繰り返すことですぐに慣れることができるでしょう。

ここでは、英語の過去進行形の勉強方法についてご紹介します。

過去進行形の勉強法

・be動詞と一般動詞の違いを押さえる
・短文で理解・暗記する
・日記など自力で英文を作成する

be動詞と一般動詞の違いを押さえる

過去進行形は「be動詞の過去形+〜ing形」という形をベースに組み合わせて作ります。

現在進行形ではbe動詞にis,am,areを使いますが、過去進行形ではis,am,areの過去形であるwas,wereを用いましょう。

一般動詞のing形はbe動詞の違いによって使い方が変わることはありませんので、be動詞の使い分けをまずは押さえる必要があります。

りこ
りこ

主語が“He,She,It,I”のときは“was”を“You,We,They”のときは“were”を用います。間違うことのないように気をつけましょう!

他方で一般動詞はbe動詞以外の全ての動詞を言いますが、過去進行形では、be動詞の種類にかかわらず一般動詞は「〜ing形」にすればOKです。

短文で理解・暗記する

基本ルールを覚えたら、短い文を通して過去進行形のさまざまな文に触れることをおすすめします。

be動詞は限られていますので、勉強の中心は、一般動詞を覚えていく作業。一般動詞be動詞以外の動詞全てですので、数は膨大です。

まずは中学英語で覚える基本1,200語から覚えていきましょう。数多くの例文に触れることで動詞の種類や使われ方を具体的にイメージすることができます。

英語は理解しただけでは頭に残りません。声に出したり書いてみたり、耳で聴いてみるなどして暗記をしていきましょう。

日記など自力で英文を作成する

英語学習ではインプットとアウトプットが必要です。

インプットをしただけでは、実際に会話で使ったり、作文を書いたりということができるようにはなりません。覚えた知識を使って話したり書くことでアウトプット機会を増やしていく必要があります。

その具体的な方法としておすすめなのが、日記をつけるなど、実際に文章を書いてみることです。実際に書いてみると、自分の理解不足点に気付くことができたり、新たな発見もあるでしょう。

りこ
りこ

過去進行形は、過去のことを書く際に使う表現ですので、日記を書く場合にも多用できます。

一般動詞を多く覚えていくことでさまざまな文を書けるようになりますが、実際に書きたいことがわからない、そこで単語を調べるという作業を通しても語彙力が上昇します。

ポイントとしては、過去進行形は「過去のある時点で進行していたこと」を表しますので、どの時点でそれが進行していたのかを明記するのが基本です。

例えば

When she came, I was sleeping.
(彼女が来たとき、私は寝ていた)

They were talking when the phone rang.
(電話が鳴ったとき、彼らは話していた)

などですね。

過去進行形の間違いやすいポイント

過去進行形習得のカギは「be動詞の使い分けをマスターすること」です。過去進行形ではbe動詞の選択を間違えてしまうことがありますので注意しましょう。

be動詞の使い分け

主語が“He,She,It,I”のときは“was”

主語が“You,We,They”のときは“were”

be動詞の使い分けを間違えてしまうと、仮に「〜ing」形を適切に作ることができても正しい英文とならなくなってしまいます。

NG例

She were driving a car. 彼女は車を運転していた
(wereではなくwasを使う)

We was picking strawberries. 私たちはいちご狩りをしていた
(wasではなくwereを使う)

be動詞の使い方は、過去進行形だけでなく他の英文法でも必要な知識です。正しく使えるように、この機会にマスターしてしまいましょう。

 

過去進行形に関するQ&A!

ここでは、過去進行形に関する質問とその答えをみていきましょう。

質問 否定文の作り方がわかりません

過去進行形は「be動詞の過去形+〜ing形」ですが、否定文を作る際にはbe動詞の部分だけに注意をすればOK。

具体的には、be動詞であるwas,wereを問わず、直後にnotをつけることで否定文となります。

たとえば、

She was singing a song.(彼女は歌をうたっていた)

は否定文にすると、

She was not singing a song.(彼女は歌をうたっていなかった)

となります。

りこ
りこ

wasn’tと省略形にしても構いません。

質問 疑問文の作り方がわかりません

過去進行形の疑問文の作り方に関する考え方は否定文と同じです。過去進行形の疑問文を作るには、肯定文をベースにして、be動詞を先頭に持ってくることで完成します。

たとえば、

You were drawing pictures.(あなたは絵を描いていました)

Were you drawing pictures?(あなたは絵を描いていましたか?)

となります。クエスチョンマークをつけ忘れないように気をつけましょう。

質問 過去形と過去進行形の違いがわかりません

過去形は過去時制の基本形、過去進行形は過去時制の進行形となりますが、違いは「その動作が完了しているのか、進行しているのか」です。

たとえば、

She ran fast.(彼女は速く走った)

は過去形。つまり「彼女は走った」という動作は完了しています。一方で

She was running fast.(彼女は速く走っていた)

は過去進行形です。つまり「その時点で彼女はまだ走って」います。

また、過去形と現在形は作り方も異なりますね。過去形について詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてください。

英語の過去形とは?例文&間違えやすいポイントも
英語の過去形って動詞の変化が難しいですよね。しかし過去形が習得できれば、英会話の幅が大きく広がります。本記事では元英会話講師の私が、英語の過去形についてまとめました。間違えやすいポイントなどについても解説していますので、ぜひご覧ください。

質問 状態動詞は進行形にすることができないとは?

入試問題でもよく出題される頻出内容として「状態動詞は進行形にできない」というものがあります。

状態動詞とは物や人の状態を表す動詞のこと。例えば

belong(所属している)、have(持っている)、know(知っている)

などが挙げられます。knowを例にとると、過去進行形は、

We were knowing the news.

となりますが、knowは状態動詞ですので進行形にできません。そのため

We knew the news.

が正しい文となります。

質問 「〜ing」の付け方にルールはありますか?

ing形には3つのルールがあります。それは下記の3つです。

 「〜ing」の付け方のルール

eで終わる動詞はeをとってingをつける(例 make → making)

短母音+子音字で終わる動詞は子音字を重ねて ing をつける(例 run → running)

ieで終わる動詞はie を y に変えて ing をつける(例 die → dyng)

何度も書いて覚えていきましょう。

 

過去進行形をしっかり習得しよう!

今回は英語の過去進行形について解説しました。

過去進行形は、過去の時点における行動を表すことのできる便利な時制。どの時制でも同じですが、基本ルールを覚えたうえで、できる限り多くの英文に触れることが大切です。

インプットの後はアウトプットを心がけて、短い文からスタートし、日記や長い文も書けるように練習をしていきましょう。

【2020年最新版】初心者におすすめのオンライン英会話ランキング!
初心者が英会話を習い始めるときには様々な不安がありますよね。この不安を解消するためには初心者に合ったオンライン英会話選びが重要です。 ここでは初心者におすすめのオンライン英会話をランキングにして紹介していき、メリット・デメリットや上達のコツについて紹介していきます。