英語の未来形とは?例文&間違えやすいポイントも

英文法
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りこ

英会話講師として7年間勤務し、0歳から80歳まで200人以上の生徒を担当。現在はフリーライターとして、英語学習に関する記事を執筆したり、英語を使って海外のコンテンツ制作会社と一緒に仕事をしています。

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突然ですが下記の文章を見てください。

「私は海に行く」

この文章を見ただけでは、今から海に行くのか?もしくは「私は考え事をしたいときに海に行く」のような意味なのか分からないですよね。

一方、この文章を英語で表現すると

I will go to the sea.(私は海に行く→未来形)

I go to the sea.((考え事をしたいとき)私は海に行く→習慣を表す現在形)

というように文法が完全に異なります。

今回は“will”を使った未来形を中心にまとめました。

未来形が言えるようになれば、英会話の幅も広がります。さらに“will”には未来以外の意味を表す役割もありますので、ぜひこの機会に使いこなせるようにしていきましょう!

本記事で分かること

・英語の未来形とは?
・未来形の勉強法3つ
・未来形の間違いやすいポイント
・未来形に関するQ&A!

英語の未来形とは?

未来形とは、未来の時点の行動や状態を表すときに用いる表現。中学校や高校で時制という分野を習いますが、勉強をする時制は全部で12個あります。

具体的には、過去形、未来形、未来形と、基本形、完了形、進行形、完了進行形の組み合わせで合計12個となります。今回勉強をする未来形は、未来形の基本形という位置づけとなります。

未来形をしっかりと理解することにより、その変形・応用である、未来進行形や未来完了形、未来完了進行形もすんなりと理解できるようになりますので、基礎からしっかりと勉強をしましょう。

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未来形の概要

未来形を作る際には、助動詞の“will”を用います。助動詞とは、文字通り動詞を助けるもので、助動詞の後ろは必ず動詞の原形となります。

助動詞には、

  • can(~できる)
  • must(~しなければならない)
  • may(~かもしれない)

などがありますが、“will”は「~だろう」という未来を表す助動詞。助動詞willの後ろは動詞の原形がきます。“will”は必ず主語の後ろにおきましょう。

【OK】I will complete the game.(私はこのゲームを最後までクリアする)
【NG】I complete will the game.
また、未来形を表すには“will”の他にも“be going to”を使ったりするパターンがあります。“will”と“be going to”の違いは下記の通り。
will→意思を表す未来
(例)I will buy this color one.(私はこの色のやつを買う)
be going to→以前から決まっていた予定を表す未来
(例)I’m going to visit Vietnam next month.(私は来月ベトナムに行くことになっている)
どちらもよく使う表現ですので、ぜひ使いこなせるようにしましょう。

未来形の例文

ここでは“will”と“be going to”を使った未来形の例文を7つご紹介します。今回は“will”メインで解説していますので、“be going to”についてはサラッとみるだけでOKです。

りこ
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否定形や疑問形がどのように作られているのか、確認してみましょう。

He will be a teacher.
(彼は先生になりたい)

We will go to the park tomorrow.
(わたしたちは明日公園に行くつもりです)

She will not make cakes.
(彼女はケーキを作らないだろう)

Are you going to play the piano tomorrow?
(あなたは明日ピアノを弾きますか?)

Bob will study Math.
(ボブは数学を勉強するだろう)

Will he buy the book next week?
(彼はその本を来週を買いますか?)

We are not going to participate in the meeting tomorrow.
(私たちは明日その会議に参加しないつもりだ)

未来形の勉強法3つ

未来形は“will”の後ろに動詞の原型をつけるだけですので、比較的シンプル。文法の使い方は比較的すぐにマスターできると思いますので、マスターできたら使える動詞を増やしていき、表現の幅を広げていきましょう。

未来形のおすすめ勉強法は下記の3つ。ここでは、未来形の勉強法についてご紹介します。

未来形の勉強法

・動詞の使い方を覚える
・例文を理解・暗記する
・さまざまな動詞を使って英文を書いてみる

動詞の使い方を覚える

動詞にはbe動詞と一般動詞があります。“will”を使った未来形を理解するには、be動詞を使った未来形と、一般動詞を使った未来形をしっかり使い分けましょう。

be動詞を使った未来形と、一般動詞を使った未来形は下記のようになります。

<be動詞を使った未来形>

I will be waiting.
(お待ちしております)

<一般動詞を使った未来形>

I will see that first.
(あれを最初に見ます)
一般動詞を使った未来形は“will”の後ろに動詞の原型を持ってくるだけですので、比較的シンプルですね。注意点としては、be動詞を使った未来形の場合は、“is/are”などを使うのではなく“be”を使うという点です。
be動詞を使ったwillの文

be動詞は必ず“be”を使う!(“is/are”は使わない!)

例文を理解・暗記する

基本ルールを覚えたら、多くの例文に触れて理解をし暗記をしていきましょう。

単語帳などを用いて覚えていくことも必要ですが、せっかく未来形を勉強するのであれば、未来形の文をそのまま覚えてしまいましょう。

りこ
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英会話力を上げたいなら文章の主語を“I”にして覚えるのがおすすめ。英会話をしている時って基本的に主語は“I”ですよね。

確かに“She will hang out with her friends”(彼女は友だちと遊びに行きます)よりも“I will hang out with my friends”(私は友だちと遊びに行きます)の方が使いますよね。

さまざまな動詞を使って英文を書いてみる

“will”を使った例文を理解できるようになったら、次は自分で英作文をしてみましょう。すでにある文章を理解するよりも自分で英作文をするのは何倍も難しいはず。

例えば今週末の予定を5つ“will”を使って英作文で表現するだけでも、何回も辞書を使って時間をかけなければいけないでしょう。

英作文を作るのは大変ですが、その分たくさん力がつきます。肯定文だけでなく疑問文や否定文も作るようにすると、さらに表現の幅が広がるでしょう。

未来形の間違いやすいポイント

難しいですが、未来形を作るときは“will”と“be going to”の使い分けを間違えないようにしましょう。今回“be going to”にはあまり触れていませんが、両者には下記のような違いがあります。

  • “will”→意思/いま思いついた決断
  • “be going to”→前から決まったいた予定

“will”は日本の英語教育では「future tense(未来形)」と教えられていますが、英語圏では「instant decision(瞬時の決断)」と呼ばれています。

りこ
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つまり厳密に言えば、英語圏で“will”形は未来形ではないのですね。

“will”と“be going to”の使い分けを間違えても、大きく意味が異なるわけではありません。

しかし、“will”と“be going to”を使い分けることで細かいニュアンスまできちんと伝えられるようになりますので、少しずつ練習してみましょう。

 

未来形に関するQ&A!

ここでは、未来形に関する質問とその答えをみていきましょう。

質問 be動詞の否定文の作り方がわかりません

否定文は肯定文をベースに作りますが、be動詞と一般動詞とで作り方が異なります。

たとえば、

He is a scientist.

は未来形にすると、

He will be a scientist.

となります。

次に否定文を作ることになりますが、willに限らず否定文は助動詞にnotをつけることで完成します。そのためこの場合の否定形は

He will not be a scientist.

となります。

りこ
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won’tという形で省略形にしても構いません。

質問 一般動詞の否定文の作り方がわかりません

一般動詞の場合も、be動詞と同様に考えていきましょう。

She sings a song.

は未来形にすると

She will sing a song.

となります。3人称単数現在のsを消す形となります。次に否定文を作りますが、be動詞の場合と同様に、willのうしろにnotをつけますので、

She will not sing a song.

となります。

質問 be動詞の疑問文の作り方がわかりません

疑問文も肯定文からスタートすることで簡単に理解することができます。

He will be a scientist.

の場合、助動詞willを先頭に出し、最後にクエスチョンマークをつけることで完成です。そのため、

Will he be a scientist?

となります。クエスチョンマークをつけ忘れないように注意してください。

また、willは助動詞ですが、他の助動詞(can.may.must)などでも、作り方は全く同じですので、助動詞の勉強につなげるためにもここでしっかりと押さえておきましょう。

質問 一般動詞の疑問文の作り方がわかりません

一般動詞の場合にも、be動詞のときの考え方が有効です。

She will sing a song.

は、

Will she sing a song?

となります。

今回は、一度肯定文を作ってから疑問文にしましたが、否定文同様にsを消し忘れる間違いをはじめのうちはしてしまいますので、十分に注意をしましょう。

 

未来形をしっかり習得しよう!

今回は英語の未来形について開設しました。

過去、現在とともに、未来形も時制軸として重要なものです。未来形を勉強する際には助動詞や、前提として現在形の知識も必要なので、周辺知識も同時に学習していきましょう。

また、さらに応用・発展である、未来進行形、未来完了形、未来完了進行形の勉強をスムーズに進めるためにも、未来時制の基本形である未来形をここでしっかりとマスターすることが大切です!