
英会話の参考書ってたくさんあって、どれが良いのか分からない!
という方も多いのではないでしょうか。英会話を学習するなら、少しでも良い参考書を使って効率的に学習がしたいですよね。
そこで今回は、元英会話講師の私が英会話学習におすすめの参考書を5冊ご紹介していきたいと思います。
参考書でお悩みの方はぜひ最後までご覧ください。
この記事で分かること
- 英会話学習におすすめの参考書
- おすすめの参考書を使った勉強法
英会話学習におすすめの参考書5選!
ここでは、英会話学習におすすめの参考書
- ネイティブはたった100語で話している
- その英語ネイティブにはこう聞こえます
- 英会話1000本ノック
- キクタン英会話 基礎編
- どんどん話すための瞬間英作文
についてご紹介します。
英会話参考書①ネイティブはたった100語で話している
「ネイティブはたった100語で話している」は知っている単語を使ったネイティブらしい表現を学ぶことができる参考書です。
「give」や「make」などの基本的な単語の
give it up.(無理でしょ)
you make it.(やったね!)
といったネイティブらしい使い方を学ぶことができます。
私も何周もして必死に覚えた参考書。難しい単語を覚えるよりも、基本単語を使いこなすことの大切さを教えてくれる一冊です。
英会話参考書②その英語ネイティブにはこう聞こえます
「その英語ネイティブにはこう聞こえます」は、間違った言い回しの英語がネイティブにはどのように聞こえるのか、を解説した参考書です。
例えば遅れてしまって

Sorry.
と言うと「わりーわりー」と聞こえる、などあまり取り上げられない「細かいニュアンス」について解説しています。(ちなみに遅れてしまった場合は”I’m sorry for kept you waiting”などと言いましょう)
ちょっとした移動時間に「ふーん、そうなんだ!」と読むと楽しい一冊です。
英会話参考書③英会話1000本ノック
「英会話1000本ノック」は筆者である英会話コーチ、スティーブ・ソレイシィ先生の1000の質問に英語で答えていく参考書。
とにかく数をこなし自分の力で英語を話すようにトレーニングができる内容となっています。
参考書の中でどのように答えれば良いのかも確認できますので、質問に自分なりに答えた後は模範解答を比べることで、しっかり力が付いていくでしょう。
英会話参考書④キクタン英会話 基礎編
「キクタン英会話 基礎編」は厳選された英会話のフレーズ160個を2語〜5語というように段階的に学習することのできる参考書です。
基礎的な大事なフレーズが厳選されていますので、初心者の方が知識として勉強するのも、中級者以上の方が使えるようにするために勉強するのもおすすめ。
たかが160フレーズですが、この160フレーズを使うだけで非常に英会話がスムーズになります。
Sure.(もちろんです)
Hold on.(ちょっと待って)
など、この参考書で学んだ表現は私も英会話でかなり使っています。
英会話参考書⑤どんどん話すための瞬間英作文
「どんどん話すための瞬間英作文」は、中学校3年間で習った知識を使って英作文をするトレーニングができる参考書です。
文法的に正しい英文が学べますので、英会話の教材としてだけではなく、実際に中学生も使うことができます。

ちょっと例文が教科書っぽい?「いつ葉っぱは黄色になりますか?」なんていつ使うの?
と感じる方もいるかもしれませんが、私は個人的に「使わない英文=意味がない」ではなく「使わない英文だけど、単語を入れ替えて使えるようにする」方が英語力を伸ばすことができると思います。
例えば
When do the leaves turn yellow?
(いつ葉っぱは黄色になりますか?)
はあまり使う機会がなくても
When do bananas turn brown?
(バナナってどれくらいで茶色くなるの?)
When does he turn 25?
(彼はいつ25歳になるの?)
など、単語を入れ替えればいろいろと使うことができます。
参考書の内容はもちろん全てそのまま使えるものではありませんが、上手に使いこなすことでより英会話力をつけることが可能ですよ。
英会話学習の参考書を使った勉強法
参考書を手に入れたら、次のような勉強法を実践しましょう。
- まずは内容を確認しながら一周
- 分からなかった部分を確認しながらもう一周
- 実際に使うことを想定してもう一周
ここでは、おすすめの参考書を使った勉強法について解説します。
まずは内容を確認しながら一周
まずは、参考書がどのような内容なのか一周してみましょう。
さらっと目を通すだけですので、通勤時間や昼休みなどスキマ時間を使って効率的に勉強するのがおすすめです。
この時のポイントは、初めて知ることや、覚えたいこと、分からない部分に印をつけること。逆にすでに知っている知識はサラッと流してください。
分からなかった部分を確認しながらもう一周
続いては、1回目に印をつけた箇所をチェックしていきます。覚えたい表現はアプリやノートに記録したり、分からない部分は調べたりしましょう。
脳は1つのものを3時間勉強するよりも、1時間のものを3日に分けて勉強した方が、記憶に定着させることができます。
この時も無理に覚えようとはせずに、脳に少しずつ刻むイメージで勉強していきましょう。
実際に使うことを想定してもう一周
最後は実際に使うことをイメージしてもう一周勉強をします。
この時は使うことをイメージしていますので、すでに知っている表現も、新しく覚えた表現も全て「知っているか」ではなく「使うことができるか」という基準でチェックしましょう。
口に出して何回も身体で覚えるように練習。CDなどが付いている場合は、発音などに付いてもしっかりトレーニングすることが大切。
三周目には、一週目の時よりもかなり多くの表現が頭に入り、使えるようになっているはずです。
参考書を活用して効率的な英会話勉強法を
今回は英会話学習におすすめの参考書についてご紹介しました。
私も独学期間は30冊ほどの参考書を使用しましたが、参考書によって増える知識が違いますので、参考書選びは非常に大切。
本記事で紹介した5冊の参考書は実際に私が使った良質な参考書ですので、ぜひ参考にしてみてください。
1冊の参考書で最低三週すると、知識が中途半端にならずにしっかり学習することができますよ。
