英語の接続詞とは?例文&間違えやすいポイントも

英文法
この記事を書いた人
りこ

英会話講師として7年間勤務し、0歳から80歳まで200人以上の生徒を担当。現在はフリーライターとして、英語学習に関する記事を執筆したり、英語を使って海外のコンテンツ制作会社と一緒に仕事をしています。

りこをフォローする

英語の接続詞、みなさんはどれくらいご存知ですか?

接続詞とは文章と文章を繋ぐ接着剤のような役割を果たす語のこと。英語には40種類以上の接続詞があります。

本記事では元英会話講師の私が、英語の接続詞についてまとめました。接続詞を使えば、自分が言いたいことを誤解なく伝えることができるようになります。

接続詞についてまずはざっくり理解できるようになりたい!

という方に向けて書いていきますので、英語学習中の方はぜひ参考にしてくださいね。

本記事で分かること

・英語の接続詞とは?
・英語の接続詞の勉強法
・英語の接続詞の間違えやすいポイント
・英語の接続詞に関するQ&A

 

英語の接続詞とは?

英語の接続詞とは「and(そして)」や「because(なぜなら)」といった一連の語のこと。語や句、節、文などのさまざまな要素を結びつける語句のことを指します。

ここでは、英語の接続詞の概要と例文についてみていきましょう。

英語の接続詞の概要

英語の接続詞は、大きく分けて2種類あります。

  • 文法上で、対等な関係にあるものを結ぶ接続詞「等位接続詞」
  • 「主」と「従」の関係でつなぐ接続詞「従位接続詞」

まず等位接続詞とは「対等な関係にあるもの」つまり

  • 語と語
  • 節と節
  • 句と句

を結びつける語のことで、

  • and
  • but
  • or
  • nor
  • for

があります。等位接続詞は下記のように使うことができますね。

I have a cat and a dog.
( わたしは犬と猫を飼っています)

Which do you like better, meat or fish?
( 肉と魚どちらが好きですか? )

次に従位接続詞とは、それ単体で意味の通る文章と、意味の通らない文章を1つにする接続詞になります。従位接続詞の例は下記の通り。

  • Before
  • After
  • Because
  • Since
  • As
  • Although
  • While
  • Whereas

従位接続詞は下記のように使います。

The show had not been doing well before Tina was hired.
(ティナが雇われる前まで、そのショーはうまくいっていなかった)

My neighbor asked me to feed his cat while he was away.
(近所の人は留守にする間、猫に餌をやってもらえないかと私に頼んだ)

従位接続詞はこれ以外にも数多くありますが、まずは上記の8つを覚えましょう。

英語の接続詞の例文

ここでは接続詞の例文についてみていきましょう。2つの文が接続詞によって繋がれていることを確認してみてくださいね。

You buy fish and I’ll do the cooking.
(あなたが魚を買う、そして私が調理しましょう)

I lived in New York when I was 18.
(私は18歳の時、ニューヨークに住んでいた)

Add salt and pepper to taste.
(塩とコショウを好みに応じて加えてください)

Much has changed, but the heart of the institution has remained the same.
(たくさんのことが変わった、しかし組織の心は同じなままである)

He was biased, and so unreliable.
(彼は偏見がありそのため信頼できなかった)

Thomas speaks Japanese fluently but he hasn’t been to Japan yet.
(トーマスは流ちょうな日本語を話せるが、日本に行ったことはまだない)

I left the company last week as I started my own business.
(あの会社を先週辞めました。なぜなら自分で会社を始めたからです)

 

英語の接続詞の勉強法3つ

英語の接続詞は上手に使いこなすことで、英会話だけでなくライティングなどにも役立ちます。また、接続詞を見れば前後の文章の関係を判断できますので、リーディング力アップにも役立つでしょう。

ここでは、英語の接続詞の勉強法について解説していきます。

英語の接続詞の勉強法

・穴埋め問題に挑戦
・長文をスピーキングしてみよう
・英語でライティングをしてみよう

穴埋め問題に挑戦

接続詞はよく下記のような穴埋め問題で出題されます。

After the scandal, the company has lost much of its power.
(   ), its influence should not be underestimated.

  1. Even so
  2. Even tough
  3. so
  4. Thus

受験やTOEICなどでも、接続詞の意味や使い方を問う問題は多いです。まずは問題集などで穴埋め問題などに挑戦し、意味が理解できているか確認していきましょう。

りこ
りこ

上の問題の答えは「1」。意味は「その会社はスキャンダルが起きてから権力を失っていたが、とはいえその影響力を過小評価するべきではない」となります。

長文をスピーキングしてみよう

接続詞は自分で使ってみることで、さらに定着します。例えば長めの自己紹介の文章を接続詞を使って言ってみましょう。

My name is Hanako. I like sport and music.
If I have an opportunity, I want to go Swiss and try skiing, because I love winter sports.
I haven’t try skiing since 2010, so I have to practice before I visit there.

(訳)私の名前は花子です。私はスポーツと音楽が好きです。ウィンタースポーツが好きなので、もし機会があれば、スイスに行ってスキーに挑戦したいです。2010年からスキーはやっていないので、行く前には練習しないといけないと思います。

英語でライティングをしてみよう

最終段階では、接続詞を使ったライティングに挑戦してみましょう。ライティングのコツは、例文を丸ごと覚えてしまい、それをパズルのように組み立てる方法。

特に英語でのエッセイ問題などは「接続詞が正しく使えているか」というポイントが直接点数に繋がっていくと言っても過言ではありません。

最初はお手本の文章を写してみるのもおすすめですよ。

りこ
りこ

下記の記事では、ライティングの質をあげる8つのヒントについて解説しています!

英語ライティングの質を上げる8つのコツ!知っておきたい3つのルールも
英語のライティング力でお悩みですか?実はライティング力は、勉強法を工夫するだけで効率的に力をつけていくことが可能。本記事では、ライティング力を上げるための8つのコツについて解説します。ぜひ参考にしてみてください。

 

英語の接続詞の間違いやすいポイント

接続詞は種類が多く、

  • 日常生活でよく使われる接続詞
  • ビジネスの場などでよく使われる接続詞

があります。

例えば日常会話での「and」や「so」は、よく使われる語であり、文章でも多く使われていますよね。しかし、論文やビジネスメールなどで使う際は注意が必要。

なぜなら、これらの接続詞を文章で使う場合、ビジネスの場で使うのはふさわしくないとされているためです。

日本語ではもちろんですが、英語においてもビジネスメールは、日常会話と違うフォーマルな表現を使うのが基本となっています。そのため、別の接続詞に置き換える必要が出てくるのです。

「そして」や「それから」といった意味を持つ「and」は、以下の接続詞に置き換えることができます。

  • also (そしてまた)
  • Then(それから)
  • in addition(加えて)
  • moreover(そのうえ)(さらに)
  • furthermore(そのうえ)(さらに)
りこ
りこ

また、ビジネスメールでは、日常会話などと違い、短く簡潔に書くことが大切。そのため副詞などを使い、一つの文ごとに区切って書くことで読みやすくなります。

もう1つ例をみていきましょう。

I sent you an email on June 1, but I have not received your reply yet.
(6月1日にメールを送りましたが、あなたからの返事はまだ受け取っていません)

この文では、接続詞である「but」を使っていますが、代わりに文頭に置くことのでき「however」を使うことですっきりした文に変えることができます。

I sent you an email on June 1. However, I have not received your reply yet.
(6月1日にメールを送りました。しかしながら、あなたからのお返事はまだ受け取っていません)

英語の接続詞に関するQ&A!

ここからは、英語の接続詞に関するさまざまな疑問に答えていきます。

因果を表す接続詞を教えてください

因果関係を表す接続詞には「because」がありますが、実はそれだけではありません。「because」以外にも「so」や「for」があることを覚えておきましょう。

「so」は結果、「for」は理由を導く接続詞。ビジネスメールなどのシーンにおいては、これらの代わりに接続副詞を使うと良いでしょう。

また、接続副詞には「therefore」や「hence」があります。「therefore」はフォーマルな語ですが、さらにかしこまった表現として「hence」という単語もありますので、覚えておきましょう。

累加を表す接続詞を教えてください

累加の接続詞は、一つの事柄にもう一つ追加の情報を加えるときに使う接続詞です。累加の接続詞には「Besides(さらに、その上~)」や「Moreover(加えて)」などがあります。それぞれ下記のように使っていきましょう。

That hotel was dirty, and besides expensive.
(あのホテルは汚かったし、その上高かった)

He is clever, and moreover, he is handsome.
(彼は賢く、それに加えてハンサムだ)

文頭に使うとNGな接続詞はありますか?

文頭に使うとNGな接続詞には以下の単語があります。

  • and
  • so
  • but
  • because

これらは、文章にすると幼稚な印象を与えてしまうため、頭に持ってこない方が良い接続詞です。日常会話の中では、ほとんど気にする必要はありませんが、文章にするときは、このように直すことができます。

  • and / so =Therefore(ゆえに)
  • but =However(しかしながら)

英語論文で役立つ接続詞は?

英語論文においては「接続副詞」を使うと良いでしょう。接続副詞は「and 」や「but」などの等位接続詞のように、2つの文を繋げる働きをする副詞のことです。

注意点として、接続副詞は本来副詞であるため、接続詞としての使い方はできません。接続副詞には多くの種類がありますが、よく使われるものを6つに分けることができます。

時間的移行 then, next, subsequently
補足・追加 additionally, moreover, furthermore
逆接 however, nevertheless, nonetheless
選択 else, otherwise
原因・結果 accordingly, consequently, hence, therefore, thus
例示・言換え for example, for instance, namely, that is (to say)

これらの表現をうまく使うことで、得点アップも狙えるかもしれません。

 

英語の接続詞をしっかり習得しよう!

今回は、英語の接続詞についてご紹介しました。最後にもう一度今回の内容をまとめておきましょう。

本記事のまとめ

・接続詞は「等位接続詞」と「従位接続詞」の2種類
・論文では「接続副詞」を使うと◎
・日常会話とビジネスなどでは使う接続詞を分けよう

日本語ではあまり意識することがない接続詞ですが、しっかり習得することによって、前後の文章の関係性は明確になるほか、次にどんな話がくるのかと言ったことが予想しやすくなります。

本記事を参考に、正しい意味と使い方のポイントを抑えて、しっかり習得していきましょう。