
TOEFL対策をしたいのですが、おすすめの教材はありますか?

TOEFL教材を選ぶときのポイントがあれば知りたいです!
本記事はこのような悩みをお持ちの方に向けて書いていきます。
進学就職転職時に幅広く用いることのできるTOEFLテスト。TOEFLは難易度が高く、内容も学術的・アカデミックなもののため、しっかりとした対策が必要です。
計画的かつ継続的な学習のためには、自分に合ったテキスト選びが不可欠。
ある程度の時間をかけて取り組まなければ相性は分からないですが、しっかりと事前に情報を得て、書店で手に取り確認をしたうえで取り組むのがおすすめです。
そこで今回は元英会話講師の私が、TOEFL対策におすすめの教材を10選ご紹介します。テキスト選びのコツについても解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
この記事で分かること
・TOEFL対策におすすめの教材10選
・TOEFL教材の選び方
TOEFL対策におすすめの教材10選
テキスト選びは目的をもって行う必要があります。英語学習においては、語彙力、文法力、英文解析力、長文読解力を順序だててしっかりとつけていくことが大切です。
今回ご紹介するには以下の10種類の教材。
- TOEFL iBTテスト必修フレーズ100-スピーキング・ライティング攻略のための
- はじめてのTOEFLテスト完全対策 改訂版
- TOEFLテスト英単語3800 4訂版
- TOEFLテスト英熟語700 4訂版
- TOEFL iBT® TEST リスニングのエッセンス
- TOEFLテスト集中攻略ライティング
- TOEFL iBTテスト本番模試
- ETS公認ガイド TOEFL IBT 第4版 CD-ROM版
- 超基礎からのTOEFLテスト入門
- TOEFL TEST必修英単語2500 (東進ブックス)
ここでは、TOEFL対策のおすすめ教材についてみていきましょう。
TOEFL iBTテスト必修フレーズ100-スピーキング・ライティング攻略のための
対象レベル | 初級〜中級 |
おすすめポイント | フレーズ学習ができる |
Amazonリンク | TOEFL iBTテスト必修フレーズ100- |
料金 | 2,420円 |
本書はスピーキング・ライティング用のテキスト。フレーズ学習という方式が採られており、試験本番も見据えてより実戦的に学ぶことができます。
TOEFLテストは、話す・聞く・読む・書くの4技能が総合的に問われる試験です。そのため、一つのスキルに特化した対策よりも総合的・複合的な対策が求められます。
本書は、英語の4技能をバランスよく学ぶことができます。音声についても、英語から日本語、日本語から英語というように、どちらにも対応しているため、使いこなして総合的な英語力をつけていきましょう。
はじめてのTOEFLテスト完全対策 改訂版
対象レベル | 初級 |
おすすめポイント | 傾向と対策を知ることができる |
Amazonリンク | はじめてのTOEFLテスト完全対策 改訂版 |
料金 | 2,420円 |
本書は、タイトル通り、初学者がTOEFL対策にどう取り組めばよいかを学ぶことができる一冊です。英語力が高いとしても、どの英語のテストや検定で力を発揮できるわけではありません。
試験ごと、テストごとに傾向と対策を認識し、しっかりと勉強に取り組む必要があります。とりわけTOEFLテストは難易度が高く、対策の方法も一様ではなく難しいため、本書でスタート地点を明確にし、その後の勉強へとつなげていくことが大切です。
説明・解説も非常に詳しいので、1冊をしっかりとやり切ることを目標にコツコツと取り組んでいきましょう。
TOEFLテスト英単語3800 4訂版
対象レベル | 初級 |
おすすめポイント | 厳選された単語集 |
Amazonリンク | TOEFLテスト英単語3800 4訂版 |
料金 | 2,530円 |
TOEFLテスト対策、英語力向上には単語の暗記は避けて通れません。覚えるのであれば、TOEFL対策用にテキストで覚えていきたいですよね。
もちろん、前提として中学校や高校で覚えるべき単語を覚える必要はありますが、TOEFL対策という観点では、本書がおすすめ。
掲載されている単語は選びぬかれており、学術的・アカデミックと評されるTOEFLテスト対策とを効率的に進めることができます。
いつまでに終えるかを決め、何周も繰り返すことで、単語帳1冊を自分のものにしていきましょう。
TOEFLテスト英熟語700 4訂版
対象レベル | 初級 |
おすすめポイント | 厳選された熟語集 |
Amazonリンク | TOEFLテスト英熟語700 4訂版 |
料金 | 1,980円 |
TOEFL対策をする際は、単語だけでなく熟語で覚えることが大切。本書はTOEFL対策として覚えておきたい熟語が集めた一冊です。
熟語の知識があれば、それだけで正答ができるという問題も多いので、単語を覚えるだけでなく熟語で覚えることをおすすめします。
単語帳とシリーズものになっており、並行して取り組むことも可能です。
熟語は汎用性もあり、4技能すべてに用いることができます。本書を上手に活用して、コツコツと熟語学習に取り組んでいきましょう。
TOEFL iBT® TEST リスニングのエッセンス
対象レベル | 初級 |
おすすめポイント | メモの取り方を具体的に学ぶことができる |
Amazonリンク | TOEFL iBT® TEST リスニングのエッセンス |
料金 | 2,640円 |
大学受験英語の定評のあるZ会。本書はそんなZ会が出版しているTOEFLリスニング教材です。
リスニングセクションでのスコア獲得にはメモの取り方を習得することが不可欠。本書では、リスニングセクションにおいていかにメモを取るかという方法を具体的に視覚的に学ぶことができます。
メモの取り方に正解はありませんが、自分に合った方法を見つけ実践し、自分のものにすることが大切です。本書を用いて具体的なメモの取り方を学びましょう。
TOEFLテスト集中攻略ライティング
対象レベル | 中級 |
おすすめポイント | 著者の講義がテキストで学べる |
Amazonリンク | TOEFLテスト集中攻略ライティング |
料金 | 2,750円 |
本書は、著者のTOEFLライティング対策授業20回分を一度に学べる一冊です。
ライティングの採点ポイントを詳細に説明をしたうえで、いかに得点をとっていくか、どう描くことで点が取れるのかをかなり実戦的に学ぶことができます。
TOEFLもテストである以上、戦略が必要。難しい表現を用いて自分が納得する文章を書くことができたとしても、それが必ずしも得点につながるとは限りません。
語彙力や文法力といった基礎力が必要ですが、それをどう運用していくかが重要です。本書を用いて、その実戦力を身につけていきましょう。
TOEFL iBTテスト本番模試
対象レベル | 中級 |
おすすめポイント | 総合演習ができる |
Amazonリンク | TOEFL iBTテスト本番模試 |
料金 | 3,080円 |
TOEFLにおいてはバランスの取れた英語力が大切。総合演習を解いて本番を想定した対策をすることは不可欠です。
TOEFLではライティングはタイピングで、リスニングは音声をPCに吹き込む回答形式が取られています。
このような回答形式に慣れていなければ、力を存分に発揮できず、高スコアを獲得することは難しくなってしまうでしょう。
時間の使い方など、実際に時間を計って取り組まなければわからないところも多々ありますので、総合的な演習として1冊しっかりと取り組むことをおすすめします。
ETS公認ガイド TOEFL IBT 第4版 CD-ROM版
対象レベル | 中級〜上級 |
おすすめポイント | 総合演習ができる |
Amazonリンク | ETS公認ガイド TOEFL IBT 第4版 CD-ROM版 |
料金 | 8,260円 |
本書は、過去のTOEFL問題を収録した公式問題集。
問題の質もとても高く難易度も高いです。初学者が取り組むのにはハードルがかなり高いですが、学習が進んだ暁には、総合演習用として取り組むことをおすすめします。
総合演習を通して出てきた課題を、さらにセクション別に対策をすることで、しっかりとした英語力がつきますよ。
超基礎からのTOEFLテスト入門
対象レベル | 初級 |
おすすめポイント | 初心者でも一から勉強できる |
Amazonリンク | 超基礎からのTOEFLテスト入門 |
料金 | 1,980円 |
本書はTOEFLテスト初学者がどのように勉強していくかが明確に書かれているテキストです。
TOEFLでは順序だてて勉強をしていくことがスコア獲得のコツ。本書は基礎力とは何なのかから始まり、勉強の仕方や流れも勉強をすることができますので、1冊目の教材としてもおすすめです。
解説も詳しく書かれていますので、しっかりと読み込んで取り組みましょう。
TOEFL TEST必修英単語2500 (東進ブックス)
対象レベル | 初級 |
おすすめポイント | 効率よく単語を暗記することができる |
Amazonリンク | TOEFL TEST必修英単語2500 (東進ブックス) |
料金 | 2,200円 |
本書は単語数も絞られており、必要最低限の単語を効率よく学ぶことができます。
CDもついているので、耳からも学習をし、リスニング力をつけていくこともできるでしょう。単語帳はどれを使うにしても繰り返しが大切ですので、五感をフルに活用して、回転数を重視して取り組んでみてください。
TOEFL教材の選び方
TOEFL対策において教材選びは非常に大切です。では、教材を選ぶときのポイントはあるのでしょうか。
今回ご紹介する教材選びのポイントは以下の3つ。
- レベルに合ったものを選ぶ
- 4技能別に1冊ずつ選ぶ
- イラストや構成も重要
ここではTOEFK対策教材の選び方のコツをご紹介します。
レベルに合ったものを選ぶ
TOEFL教材はレベルに合ったものを選びましょう。レベルに合ったものを選ばないと効率的に力をつけることができないからです。
TOEFLテストは難易度がとても高く、正答率が半分ほどであってもTOEICテストで700点、英検で2級ほど。
目標スコアを意識して、しっかりと基礎から積み上げていけるようテキストを選ぶことが大切です。
目標スコアやレベルがわからない場合には、そうしたものを測ることができるテキストや付録も存在しますので、そうしたもので自分のレベルをはかった上で取り組みましょう。
4技能別に1冊ずつ選ぶ
TOEFL教材は4技能(話す・聞く・読む・書く)に1冊ずつ選びましょう。TOEFLでは4技能をバランスよく伸ばす必要があり、それぞれしっかり対策する必要があるからです。
4技能が総合的に問われるとはいえ、各々の能力別に力をつけて行くことが必要。
日本人は一般的にリーディング力や文法力が高い傾向にありますが、そうであったとしてもTOEFLテストにおいて力を発揮できるかは別の問題です。
話す・聞く・読む・書く、それぞれテキストを選び4つの柱を立てるように対策をしていきましょう。
イラストや構成も重要
TOEFL教材はイラストや構成も重視して選ぶようにしましょう。英語学習を続けていくには、内容面だけでなくイラストが挿入されているか、見やすいレイアウトになっているかも重要だからです。
英語は語学ですので継続的に勉強をしていくことがレベルアップにつながります。しっかりと取り組むことができそうなテキストを選択し計画的に進めて行きましょう。
TOEFL本は目的とレベルに合わせて選ぼう!
今回はTOEFL対策のおすすめ教材をご紹介しました。
テキスト選びは目的とレベルを明確にすることが大切です。1冊のテキストをしっかりと仕上げる必要がありますので、時間をかける以上はそれなりの効果が見込めなければモチベーションも続きませんよね。
ぜひ本記事を参考に自分に合ったテキストを選んでください。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
