TOEIC リスニングPart4対策!おすすめの勉強法は?

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りこ

英会話講師として7年間勤務し、0歳から80歳まで200人以上の生徒を担当。現在はフリーライターとして、英語学習に関する記事を執筆したり、英語を使って海外のコンテンツ制作会社と一緒に仕事をしています。

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TOEICリスニングPart4の対策方法が知りたいです。

TOEICリスニングPart4対策ができるおすすめ教材を教えてください!

本記事は、このような悩みを持つ方に向けて書いていきます。

進学就職転職など、さまざまな場面で利用することができるTOEICテスト。TOEICL&Rテストでは、リスニング力とリーディング力が試され、試験時間全2時間、990点満点となっています。

リスニング・リーディングセクション共に、後半になればなるほどスクリプト(課題となる文章)も長くなり、難易度もグンとアップ。

正攻法で戦うことも選択肢の1つですが、技術やテクニックを用いて、効率的に点数を取っていくことも大切です。

そこで今回は元英会話講師の私が、TOEICリスニングPart4の概要や勉強法などについて解説していきます。TOEICリスニングPart4の出題パターンについてもまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

この記事で分かること

・TOEIC リスニングPart4とは?
・TOEIC リスニングPart4勉強法
・TOEIC リスニングPart4の出題パターン
・TOEIC リスニングPart4対策におすすめの教材3選

TOEIC リスニングPart4とは?

リスニングPart4は長文聞き取り問題です。Part3は会話でしたが、Part4は1人が読む長い文を聴きとり3つの設問に答える形式となっています。

設問の内容は問題用紙に記載されていますので、事前に読むことが可能。読まれる長文の内容は、館内アナウンス、電話のメッセージ、スピーチなどさまざまですが、かなり長いスクリプトが読まれます。

1つの長文に対して設問は3つ。それを10回繰り返し、計30問がPart4が解答すべき問題数です。

また、音声は1度しか流れず、TOEICではメモを取ることが禁止されていますので、全体を聴きとることはもちろん、ポイントを聞き逃さないようにすることが重要だと言えるでしょう。

 

TOEIC リスニングPart4勉強法

Part4はリスニングセクションの最後のパートということで、難易度も高く、しっかりとした対策が必要です。

おすすめなのは以下の3つの勉強法。

  • メモをとらずに聴くトレーニング
  • スクリプトのシャドーイング
  • 英語ニュースを聞く

ここでは、Part4攻略のための具体的な勉強法についてご紹介します。

メモをとらずに聴くトレーニング

Part4対策としては、メモを取らずに聴くトレーニングをしましょう。

Part4の問題では、与えられる情報に対するメモを取ることは禁止させられているため、メモを取らずに情報を頭に溜めるトレーニングが必要だからです。

はじめからメモを取らずに聴くことはかなり難しいでしょう。今までに受けてきた各種のテストや検定では、ほとんどが書きこみ可、メモ可でしたよね。

どの部分を聴くべきかは、設問の先読みによりある程度把握できますが、すべてを聴いてから解くという流れが最適です。まずはスタートとしてメモを取らずに聴きとるというトレーニングを積んでいきましょう。

スクリプトのシャドーイング

シャドーイングも非常に効果的です。

シャドーイングとは聞こえてきた英語の音声のすぐ後に続いて音読をしていくというトレーニング法。シャドーイングは、スピーキングやリスニングの勉強法でとても効果的として紹介されています。

シャドーイングは英語の発音やアクセント、スピードに慣れることができる点で効果的です。実際に読んで意味の分からない文章は、当然聴きとることはできないですよね。

解答解説には詳細にスクリプトが書いてあります。すべての文について、英文を解析して文法的な部分を明確にする必要はありません。

あくまでも内容がわかる、最低限読める段階には持っていきましょう。その上で少しずつシャドーイングのトレーニングをしていきます。

はじめはスピードに戸惑い、スムーズに聴きとり発音をすることはできないかも知れませんが、練習をすれば必ずできるようになります。

シャドーイングの精度が上がってくると、読める文章・聴き取れる文章のレベルが上がりますので、総合的な英語力の向上にもつながるでしょう。

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英語ニュースを聞く

Part4対策には英語ニュースの聞き取りが効果的。Part4の文章の読み手は1人ですので、ニュースを聴くことで「1人が情報を与える長文」に慣れることができるからです。

英語ニュースは、レベルもさまざま、内容もさまざまですが、教材や素材はたくさんあります。

自分の興味のある内容のものを選び勉強をすれば、モチベーションも上がることでしょう。TOEICはビジネス英語に特化しているという点が、他の英語検定と異なるところですが、はじめからビジネスに特化したニュースに絞る必要はありません。

あくまでも1人で読まれる長文を聴きとるということが目的ですので、英語にできる限り触れるという観点からも、英語ニュースの聴きとりがおすすめです。

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TOEIC リスニングPart4の出題パターン

TOEICリスニングPart4の概要は下記の通り。

読まれる回数 1度
所要時間 約12分
話す人の人数 1人
会話の長さ 約40~50秒
1つの会話に対する設問数 3問
パート全体の問題数 30問

出題パターンはおおよそ決まっており、それを知ったうえで効率的に勉強をしていくことが、安定したスコア獲得につながります。

ここでは、TOEICリスニングPart4の出題パターンについてみていきましょう。

出題パターン①アナウンス

アナウンスの問題では、空港でのお客様への案内・お知らせなどが出題されます。設問3題を事前に見ることができますので、どこを重点的に聴けばよいかはある程度絞ったうえで聴くことが可能です。

たとえば、空港であれば、落とし物のお知らせ、待ち合わせについて、欠航運休情報など。もっとも、スクリプト自体が長いため、変更、さらなる変更というような形で情報が次から次へと付加されるパターンが多いです。

聴きとれたことで直ぐに回答したくなりますが、こうしたパターンに備えても、すべて聴きとってから解くようにしましょう。

出題パターン②電話メッセージ

電話メッセージは非常によく出されるパターンの一つです。先にも書きましたが、スクリプトが長いので、情報が次から次へと付加されます。

この電話メッセージの場合でも、変更したがまた変更になったなどの流れが多く出題。また、待ち合わせなどのメッセージ内容ですと、登場人物が複数になることがあります。

この場合にメモを取らずに状況を把握して的確に答えることはかなり難しくなります。3問あるうちのはじめは1問しか解けないかもしれませんが、複雑な登場人物の描写にも対応する力を徐々につけていきましょう。

出題パターン③表や図を使ったパターン

簡単な表や図が記載されていて、それに関する長文を読み取るという形も出題されます。もっとも、この出題パターンはそこまで構える必要はありません。

実際の表や図はそこまで複雑なものではなく、ちょっとした数字の計算などは要求される場合がありますが、基本的には表・図の読み取りは要求されませんので安心しましょう。

書かれていることにそのまま答える、書かれていることをヒントに少し考えるという思考の流れで正答ができます。全問正解を最終的には目指して、このパターンについては練習に取り組んでください。

 

TOEIC リスニングPart4対策におすすめの教材3選

より効率的に勉強を進めて行くためには、自分に合ったテキストを選ぶことが不可欠です。今回ご紹介するのは以下の3つの教材。

  • 世界一わかりやすい TOEICテストの授業(Part 1‐4 リスニング)
  • TOEIC L&R TEST パート3・4特急 実力養成ドリル
  • TOEIC(R) L&Rテスト Part 3&4 鬼の変速リスニング1 TTT速習シリーズ

それでは、一つ一つ詳しくみていきましょう。

世界一わかりやすい TOEICテストの授業(Part 1‐4 リスニング)

Point

・初学者向け
・受験英語で著名な著者の本
・聴きとれるようになるトレーニング

「世界一わかりやすい TOEICテストの授業(Part 1‐4 リスニング)」は受験英語で実績を残している著者が書いたTOEIC対策の教材。内容はとてもわかりやすく、初学者でも抵抗なく読み進めることができるでしょう。

特に、聴きとれるようになるためにはどのように考え、どうトレーニングをしていくべきかという点はとても勉強になります。Part4はスクリプトが長いため、はじめからしっかりと聴きとり回答することは非常に難しいです。

本書はPart4に特化したものではありませんが、Part1から徐々に力をつけていくことでPart4力を発揮できるという形で、段階的なレベルアップが可能なテキストとなっています。

世界一わかりやすい TOEICテストの授業(Part 1‐4 リスニング)

TOEIC L&R TEST パート3・4特急 実力養成ドリル

Point

・良問揃い
・実戦的トレーニング
・スマホアプリあり

「TOEIC L&R TEST パート3・4特急 実力養成ドリル」は問題が選び抜かれており、より効率的に勉強をしていくことができる一冊です。

実力養成とあるように、初学者向けというよりも、傾向や対策についてある程度把握しており、より実戦的なトレーニングを通して得点を安定させたいという人向けのテキストとなっています。

スマホアプリもついているため、スキマ時間でも勉強がしやすいです。

英語のシャワーを浴びるようにともよく言いますが、できる限り長い時間英語に触れることが、早期の実力アップにつながります。スキマ時間を効果的に利用して、リスニング力をあげていきましょう。

TOEIC L&R TEST パート3・4特急 実力養成ドリル

TOEIC(R) L&Rテスト Part 3&4 鬼の変速リスニング1 TTT速習シリーズ

Point

・1日20分、1か月
・スピード調整でトレーニング
・音声講義付き

「TOEIC(R) L&Rテスト Part 3&4 鬼の変速リスニング1 TTT速習シリーズ」は1日20分、1か月で仕上げるという流れで構成されているテキスト。

継続的な勉強が必要ですが、TOEICL&Rテストですので、リスニングのみならずリーディングセクションもあります。誰だってできる限り短期間で効率的に勉強をしていきたいですよね。

本書はPart3・4を短期間で勉強したい人向けです。また、大きな特徴として、音声のスピードを調整し、だんだんと耳が慣れていくという形でのトレーニングが可能です。

さらに本書には、著者の音声講義もついています。何度も聴くことにより、自分の苦手な点の克服や、重要事項の反復が可能で、学習効果も上がっていくでしょう。

TOEIC(R) L&Rテスト Part 3&4 鬼の変速リスニング1 TTT速習シリーズ

 

TOEIC リスニングPart4で点数に差がつく!

今回はTOEICリスニングPart4について解説しました。

リスニングPart4は難易度が高く、この部分でどれほど正解できるかが、リスニングセクション全体のスコアにもつながります。

ぜひ本記事を参考に徹底的にトレーニングを積み、安定して高スコアを獲得できるようにしましょう。

TOEIC対策のおすすめ本10選!高得点を狙うなら教材選びが大事
TOEIC対策教材って種類が多くてどれを選んだら良いのか分からないですよね。本記事では元英会話講師の私が、TOEIC対策ができる教材を10冊ご紹介します。TOEIC受験予定で少しでも点数を上げたい方は、ぜひ参考にしてください。