TOEICでハイスコアを目指すべき理由!役立つシーンも紹介します

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りこ

英会話講師として7年間勤務し、0歳から80歳まで200人以上の生徒を担当。現在はフリーライターとして、英語学習に関する記事を執筆したり、英語を使って海外のコンテンツ制作会社と一緒に仕事をしています。

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TOEICでハイスコアを取ることのメリットはなんですか?

TOEICでどれくらいの点数を取ったら、英語を使って仕事ができますか?

本記事では、このような疑問に答えていきます。

TOEICテストは日本でとてもメジャーなテストです。高スコアをとることによる自己実現のほかに、進学就職転職といった場面でも有利な資料として用いることができます。つまり、TOEICは受験をするメリットがとても大きいテストなのです。

そこで今回は、TOEICを受験するメリットや、職種別でどの程度のスコアが要求されるかについてご説明します。

この記事で分かること

・TOEICでハイスコアを目指すメリット
・職業別の求められるTOEICスコア
・TOEICのハイスコアは就活でも役立つの?

TOEICでハイスコアを目指すメリットは?

TOEICは990点満点のテストですが、個々人が求めるレベルに応じて目標スコアが変わってきます。もっとも、せっかく受験をするのですから、ハイスコアを目指したいですよね。

TOEICでハイスコアを目指すメリットは以下の3つ。

  • 英語力に対する自信がつく
  • 進学就職転職の際に用いることができる
  • ビジネス英語に強くなる

そこで、ここではスコアを目指すメリットについてお話をしていきます。

英語力に対する自信がつく

TOEICでハイスコアを取ると、英語力に対する自信がつきます。受験はじめのスコアがいくつであれ、勉強を続け、何度もチャレンジする中で、スコアが上がっていくことはうれしいものです。

英語検定やテストは日本に多くありますが、例えばメジャーな英検は、合格不合格で判断されるため、不合格が続くとなかなかモチベーションが続かなかったり、級によっては1つ上の級との間にものすごい実力差があることも珍しくありません。

一方TOEICテストはスコア判定であり、大学受験で有名大学に合格したり、英語が得意という学生であっても、500~600点くらいですので、満点である990点までには大きな壁があります。言い換えると、それだけ伸びしろがあるということ。

TOEICは年間に8回あり、何度も受験をすることが可能です。勿論、受ける度に毎回スコアがアップするということはないかもしれません。なかなかスコアが上がらないこともあるでしょう。

スコアを指標に勉強をすることで、モチベーションを保ちやすくなることは間違いありません。スコアを上げさらに英語力に対する自信をつけていきましょう。

進学就職転職の際に用いることができる

冒頭でもお話をしましたが、進学就職転職時の客観的な指標としてもTOEICスコアを用いることができます。たとえば、就職や転職時であれば、英語を使うような企業、職種への応募時に有効です。

もちろん適性検査や面接の比重が高く、TOEICスコアのみで判断されるわけではありません。一方で、外資系企業などでは、そもそもの応募基準としてTOEICスコアを求めるところもたくさんあるでしょう。

英語は語学ゆえに、一朝一夕には実力は上がりません。ある程度長い期間の継続的な勉強が不可欠です。進学就職転職時に必要とされるスコアを達成することができるように、計画的に勉強をしていきましょう。

ビジネス英語に強くなる

TOEICでスコアを上げることはビジネス英語に強くなることを意味します。

各英語検定は、内容やレベルが全く異なります。その種類は日常会話ができるようになることを目的にするものから、高度なビジネスの場面で使える高度な表現(プレゼンテーションや営業活動ができるレベル)を習得するものまでさまざま。

その点TOEICはビジネス英語に大きな比重が置かれており、リーディングであればビジネスメールを読み解くことが要求されます。ビジネスメールですので、具体的な役職名や部署名、専門用語、業界用語が数多く登場するのも特徴です。

そうした内容に対応するために、特化した単語帳を覚えるなどの勉強が必要。逆に言えば、そうした勉強を通してスコアを上げることは、ビジネスの場でも使える英語力が身につくことにもつながるため、活躍の場も確実に広がります。ビジネスでの利用も見据えてTOEICテストを受験することがおすすめです。

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TOEICで求められるスコアを職種別にまとめました

就職転職にTOEICを活用できるとはいえ、職種によって求められるレベルは異なります。

ここでは代表的な職種において求められるレベルについてまとめました。

職業 求められるTOEICスコア
空港スタッフ 500点以上
システムエンジニア 500点以上
接客スタッフ 500点以上
ツアーコンダクター 500点以上
英語講師 600点以上
外資系金融企業 600点以上
ホテルマン 600点以上
海外営業職 700点以上
国際NGOスタッフ 700点以上
日本語教師 700点以上
大使館事務員 800点以上
通訳案内士 800点以上
国連職員 900点以上

就職転職で求められる最低限の基準が500点以上というのがわかりますね。TOEICは990点満点ですから、500点というと正答率50%程度と単純に計算ができますが、低いレベルではありません。

また、同じ500点でも、TOEICには基本的にリーディング・リスニングセクションがあり、どちらかで高得点をとればそれだけで500点に近づくことも不可能ではないと言えます。

たとえば、海外留学経験がある人などはリスニングセクションで高得点がとりやすいため、500点を取ること自体は難しくはないでしょう。

600点レベルとなると、外資系企業など、より英語を実戦的に使う場面が増える職種が並んでいます。スピーキング力も求められてきますね。

700点レベルになると、海外勤務・駐在も視野に入ってきます。仕事で英語を使うことが確実に求められる環境下に置かれることになりますので、TOEICテストで客観的な英語力を証明できなければ、その職に就くことはできません。

800点を超えると、英語を使ってより専門的な仕事が対象。大使館事務員・通訳案内士・国連職員というと、どれも単なる英語力のみならず、専門知識に基づいて海外の方々とコミュニケーションをとることが要求されます。

このように、TOEICスコアが要求されるといえども、求められるレベルはさまざまですので、どのレベルまで必要かを調べてから勉強に取り掛かりましょう。

 

TOEICのハイスコアは就活でも役立つの?

では、就職活動においてもTOEICスコアは役に立つのでしょうか。

ここでは、どういった企業がどのTOEICレベルを求めているかについてご説明します。

企業で求められるTOEICスコア

TOEICスコアは入社試験で履歴書に特技・資格とい形で記入ができます。

2013年の調査結果をみてみましょう。この調査では上場企業のうち約7割の企業が、TOEICスコアを参考にしているないし参考にすることがあると回答し、新入社員には565点、中途社員には710点を要求していることが分かりました。

この数字は調査を経るごとに高くなってきています。グローバル化に伴い企業においても各種取引や会社内でのコミュニケーションで英語が求められてきているなどが背景にあると言えるでしょう。

グローバル化に対応するために各企業が全社員に求めるレベルとしては、600点ほどという調査結果が出ています。

また、入社試験時のみならず、管理職登用試験時などにおいても、TOEICスコアを加味する企業も少なくありません。これについては、約17%の企業が加味すると答えており、いまは要件としていないが今後要件とする可能性があるという企業も増えています。

役職別の具体的なスコアについては、2013年の調査で主任520点、係長545点、課長550点、部長580点、役員525点となっており、こちらも前回調査に比べてすべての役職で上昇傾向に。

さらに、TOEICはリーディング・リスニング力を測るテストですが、英語4技能のうちのスピーキング・ライティング力を要求するないし今後そうする予定があるという企業も増えています。

このように、入社時のみならず会社に勤めていく上でもTOEICスコアが要求される機会は大変多いです。継続的に勉強をしスコアを求められるレベルにまで上げる努力が必要だと言えるでしょう。

*参考「2013年 上場企業における英語活用実態調査」報告書

就活で役立てるなら800点以上取ろう

先述の通り、TOEICスコアは特技・資格という項目で就活時に利用することができます。もっとも、スコアが選考過程で有利に働くかというとまた別問題。

言い換えると、スコアによっては効力を持たないことがあるということです。就活においてTOEICスコアを積極的に利用したいという場合には800点以上は必要でしょう。

800点以上を持っていると、かなり一生懸命に勉強をした、ないしかなりの英語力を現時点で持っているとの評価をしてもらえます。就活においては周りの志望者といかに差をつけるかが大事なのですね。

英語のスコアだけではありませんが、特技や技能、客観的に証明できる資格などを持っていることは加点要素となり、高評価につながることも多々あります。一つの目安として800点を掲げて勉強をしていきましょう。

TOEICスコア以外にもスピーキング力が大事

実際に仕事で使うということを考えると、英語を読んだり聴いたりというだけではなく、スピーキング力が重要です。海外への転勤や、社内コミュニケーションツールとして英語を用いることも、今の世の中では十分に考えられます。

スピーキングをするためには、前提として相手方の言っていることを聴きとれることが必要ですので、TOEICリスニングセクションでの高スコアは役に立ちます。もっともそれだけでは足りず、何らかの形でスピーキング力をつけることが必要です。

オンラインでの英会話教室など、どこかに通うということをせずとも学べる環境は多くありますので、自分に合ったトレーニング方法を考えてみましょう。

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TOEICでハイスコアを目指せば希望の仕事に就ける!

今回はTOEICでハイスコアを取ることのメリットなどをご紹介しました。

TOEICでハイスコアをとることで職の幅は広がり、さまざまな選択肢を持てるようになります。

英語は語学である以上、少し勉強をした程度では急激にスコアを伸ばすことはできません。自分に合った勉強法でコツコツ学習を積み重ねることが大切です。

TOEICでのハイスコアが希望職種に就くことにつながりますので、しっかり計画的に勉強をしていきましょう。