TOEICと年収の関係は?ハイスコアになると収入も上がる!?

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りこ

英会話講師として7年間勤務し、0歳から80歳まで200人以上の生徒を担当。現在はフリーライターとして、英語学習に関する記事を執筆したり、英語を使って海外のコンテンツ制作会社と一緒に仕事をしています。

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TOEICの点数が高ければ、年収も上がりますか?

TOEICを武器にさらに年収を上げる方法が知りたいです!

本記事では、このような疑問に答えていきます。

進学就職転職とさまざまな場面で英語力をアピールするのに用いることのできるTOEICテスト。近年のグローバル化に伴い、各企業も海外諸国へと進出を画策し、それに伴い社員に対しても英語力を要求するようになってきています。

そうした流れを受けて、当然の変化として、英語力のある社員の年収も高くなってきていますよね。企業にとっても企業発展に貢献をしてくれる大切な社員であり、給与という形で報いる必要があるためです。

そこで今回は元英会話講師の私が、TOEICと年収やTOEICハイスコアが高収入につながるか?というテーマで解説していきます。英語力を活かした年収の高い仕事についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

この記事で分かること

・TOEICと年収の関係
・TOEICを武器に年収をさらに上げるには?
・英語力を活かした年収の高い仕事

TOEICと年収の関係

TOEICテストにはL&RテストとS&Wテストとがありますが、社内評価として用いられるのはL&Rテスト。このテストは990点満点で、リスニングとリーディングの力が求められます。

とあるデータによると新卒の新入社員に求めるレベルが600点程との指標もあり、このスコアも年々高まっています。では、どの程度のスコアがどの程度の年収につながるのでしょうか?

doda グローバル転職成功ガイドによるとTOEICと年収の関係は下記の表のようになっています。

TOEICの点数 年収
スコアなし 423万円
400点台 502万円
500点台 495万円
600点台 505万円
700点台 513万円
800点台 546万円
900点台 573万円

ポイントは、700点台を過ぎると、TOEICスコアと年収との相関関係が如実に表れるということです。

TOEICテストの勉強をし実際に何度か受験をしてみるとわかりますが、海外経験や留学経験がなく、日本で英語教育を受けてきた人がすぐに700点以上のスコアを出すことは容易ではありません。

リーディングセクションではそれなりの点数を出せても、リスニングセクションでスコア700点の1つの目安である正答率70%を出すことは難しいと言えます。そのため700点以上では点数が上がれば上がるほどに年収も高くなっていくのです。

700点以上となると、日常会話は勿論、ビジネス英語にもそれなりに精通し、ビジネスの局面でも英語で力を発揮できる人材とみなされます。

また、800点、900点となると、海外駐在や出張も十分に可能なレベルとなるので、いざ各企業が海外進出をするという段階で大きく力を発揮できるでしょう。

 

TOEICを武器に年収をさらに上げるには?

前のパートでは、スコアの目安として700点を挙げました。

では、TOEICスコアを上げてさらに年収を上げるには具体的にはどうしたら良いのでしょうか。TOEICを武器に年収をさらに上げるには、下記の5点がポイントです。

  • スピーキング力をつける
  • バイリンガルではなくさらに先を目指す
  • スコア800点以上を目指す
  • 外資系企業に就職する
  • 渉外担当ポジションにつく

ここでは、TOEICを武器に年収を上げる方法について考えます。

スピーキング力をつける

英語力を武器に年収を上げたい方はTOEICの高得点に加え、スピーキング力をつけましょう。

上記でご紹介してきたのはTOEICL&Rテストということで、リスニングとリーディングの力は測れますが、スピーキングの力は測られていません。

コミュニケーションは、相手方の言っていることを聴きとり、それに的確に反応するというキャッチボールですので、業務で英語を使うとなると、スピーキング力も要求されます。

先述の通り、TOEICスコアで評価をされるのはL&Rテストですので、S&Wテストのスコアを上げる勉強をする必要は必ずしもありません。

しかし、スピーキング力が高まっているのかを測る指標としてS&Wテストをバロメータにすることは有効です。

英語は語学出る以上継続的に勉強に取り組むことが実力アップにつながります。点数目標などがあることで短期中期の目標が立てやすく、勉強も続けやすいでしょう。

バイリンガルではなくさらに先を目指す

日本語のみならず英語を話すことができることは強みですが、さらに社会で活躍し、それに伴って年収を上げるとなると、第三の言語を学ぶという方法も有効です。

もちろん英語ができる、TOEICスコアであれば最低でも700点以上は有していることが前提ですが、さらにもう1つ言語を操ることができるトリリンガル(トライリンガル)が今後さらに求められてくるでしょう。

スコア800点以上を目指す

年収をアップさせたい方は、スコア800点以上を目指しましょう。700点のみならず800点を超えると、先述の通り仕事の幅はかなり広がります。

もちろん仕事の内容や企業規模によって必要とされる業務内容は異なりますが、海外駐在などの選択肢も出てきますよね。

TOEICテストもあくまでも「テスト」ですので、高得点獲得には技術・テクニックが要求されるでしょう。

800点以上ともなると、2時間という制限時間を有効に使って、見直しの時間も含めてとれるようにならなければ、安定的に点数を出すことは難しいでしょう。目標を高く持ち対策を進めていってください。

外資系企業に就職する

外資系企業は一般に年収が高めと言えます。もちろん入社ハードルも高く、入社時にTOEICスコアが要求されることもあるでしょう。

もっとも、一度入社をしてしまえば、一定以上の年収が保障されるのみならず、英語力をさらに磨かなければならない状況に置かれるため、英語力もさらに高まり、仮に転職をするという場合にもまた有利な条件を引き出せる状態にできる可能性もあります。

就職難易度も高いですが、ぜひチャレンジしてみるのがおすすめです。

渉外担当ポジションにつく

年収をアップさせたい方は「海外渉外ポジション」につきましょう。「渉外(しょうがい)」ポジションとは、海外との連絡や交渉を行うポジションのこと。

もちろん渉外ポジションは狭き門であることは事実です。しかし

  • TOEICスコアがものすごく高い
  • 前社で経験も十分にある

など条件が揃えば、現在の人手不足の世の中にあってはそうしたポジションの募集もタイミングさえ合えば十分に狙うことができます。

経験というところがネックになる可能性がありますが、応募条件となっているTOEICスコアを超えなければそもそも土俵にすら乗ることができません。

TOEICスコアを獲得し、エージェントを使うなど対策をして渉外担当ポジションで採用されることで年収アップは十分に望めるでしょう。

 

英語力を活かした年収の高い仕事

TOEICスコアを上げ、年収の高い仕事に就きたい!

では、具体的に英語力を活かした年収の高い仕事とはどのようなものがあるのでしょうか。英語力を活かせる年収の高い仕事は下記の3つ。

  • 大使館職員
  • 外資系企業国際法務部
  • コンサルタント

それでは、一つ一つ詳しくみていきましょう。

大使館職員

大使館職員は、文字通り各国大使が駐在する場所で働く職員。あまりなじみのない職種かもしれませんが、年収も700万円ほどと高い水準です。

いわゆる営業職や外資系企業のように、長時間働き、インセンティブの部分で年収を大幅に上げるという形ではありませんが、勤務時間も平日8時間が基本で、英語力を生かした仕事をすることができます。

外資系企業国際法務部

外資系企業の中でもかなり具体的なポジションとなりますが、法務部スタッフが挙げられます。英語力のみならず法律の知識も一定程度必要となり、法務部での経験が要求される場合も多いです。

法務部といっても専門的な部分は顧問弁護士が対応するため、その周辺の事務的なものや簡単な折衝などを担当することになります。

グローバルに取引をしている企業におけるポジションとしては大変魅力的でやりがいのある仕事。

年齢が高い方の転職においてはより専門性が求められ、ピンポイントで採用が行われますが、新卒社員の場合には、オープンポジションで採用され、その後適性に応じて適材適所で人材を当てはめていくことも多いです。

企業に入り、企業内で国際的なポジションにつくことも可能ですので、TOEICスコアは可能な限り上げておくことが必要だと言えるでしょう。

コンサルタント

コンサルとは相談するという意味の英単語で、世の中にはさまざまなコンサルタントが存在します。企業の経営戦略などを外部の第三者の立場からチェックしアドバイスをしていくことが仕事の中心です。

コンサルタントとしての経験も重要ですが、日本企業が海外企業と取引をするなどの局面で高度のビジネス英語力が要求されることになります。

TOEICスコアのみならず実戦的な英語力が要求されることにはなりますが、年収が1000万円を超えることも珍しくはありません。

 

TOEICと年収は高得点になるほど比例する!

今回はTOEICと年収の関係について解説しました。

TOEICスコアは企業内での評価指標の1つとしても年々利用がされてきており、年収アップには最適だと言えるでしょう。

最近では転職が当たり前となってきており、優秀な人材はキャリアアップ・年収アップのためにより良い条件を求めての動きが激しくなってきています。

企業内で自らの市場価値を上げ、英語力を生かした仕事をすることで転職時にも有利な職歴として評価されることになりますし、そうした業務を通してさらに英語力がアップするという好循環が生まれることでしょう。

TOEICテストというテストのスコアを上げることはもちろんのこと、実戦的な英語力を高めていくことで年収アップに繋げていってください。