英語ライティングの添削サービスをお探しの方は、下記のような悩みをお持ちではありませんか?

英語ライティングサービスって種類がたくさんあるので、どれが良いのか分かりません…

添削サービスってお金がかかるのではないですか?
高くないか心配です…
実はこのような悩みを持つのは、サービス内容について整理ができておらず使う目的がはっきりとしていないことが原因です。
結論から申し上げると、ライティングの添削サービスは数多くあり、無料で利用できるものもあります。
そこで今回は、元英会話講師の私が、ライティングの添削サービスを10選ご紹介します。ライティングの勉強法についてもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧下さい!
本記事で分かること
・ライティングの勉強法
・ライティング添削サービス10選
・ライティング添削サービスの上手な使い方
ライティングの勉強法3つ
ライティング力を上げるには実際に書いてみることが大切。その理由は書く中で弱点が明確になるからです。今回ご紹介するライティング勉強法は下記の3つ。
- 単語、類義語、反語などの知識をつける
- 正しい英文を書き写す
- 毎日英文を書く
ここでは、ライティング勉強法をご紹介します。
単語、類義語、反語などの知識をつける
ライティング力を鍛えたい場合、単語・類義語・反語などの知識をつけることが大切。実際に英文を書くとなると、語彙力が必要だからです。
単語帳や熟語帳を暗記していくことになります。その際には1対1対応で単語の意味や熟語の意味を押さえるのではなく、類義語や反語などのいわゆる派生語も同時に覚えていくことがおすすめです。
例えば
発音 : オウ
という単語があります。この場合は「owe」だけ覚えるのではなく、
発音 : ボロウ
という発音における類義語や
という意味における類義語も一緒に覚えましょう。
類義語や反語なども同時に暗記していくことで、暗記効率も高まるほか、いざ書く際に引き出しが多くなります。反対意見を書いたり、異なる見解を書く際にも、表現しやすくなりますので、覚え方には注意をして暗記をしていきましょう。
正しい英文を書き写す
ライティング力を鍛えたい場合、正しい英文を書き写すことも有効です。
正しい英文に触れることで、英文のストックが増えていきます。例文やフレーズを暗記するとも言い換えられますが、書き写すことで実際に書くことを意識したトレーニングが同時に可能です。

綺麗な字である必要はありませんので、とにかくたくさん書き写しましょう!
目で見るだけでなく、実際に書いてみることが大切。そうすることでスペリングも細かい部分についても認識できるようになります。実際に手を動かして訓練をしていきましょう。
毎日英文を書く
ライティング力を鍛えたい場合は、英文を毎日書くように心がけましょう。
日々の継続がライティング力向上の秘訣です。英語は語学である以上、1日でも間をあけてしまうと、感覚が鈍ったり、やったことを忘れてしまうこともあるでしょう。

人間はその日の記憶の70%を、次の日には忘れてしまうのですよ。
書く英文は日記でも何でも良いですので、毎日何かしらの英文を書くことを意識しましょう。習慣となることで、書くこと自体に慣れるほか、いろいろな表現を使うことができるようになり、ライティング力向上につながります。

ライティング添削サービス10選を徹底比較!
ライティング添削サービスには、無料でネイティブスピーカーが添削してくれるものから、翻訳のプロがしっかり添削してくれるものまで、さまざまあります。
今回ご紹介するライティング添削サービスは下記の10選です。
- フルーツイングリッシュ
- フレーズフレーズミー
- アイディー
- ランゲート
- ポリゴ
- エディテージ
- 英語便
- 1 checker
- エダンズ
- 英語試験ライティングセンター
それぞれの特徴を表にまとめてみましょう。
サービス名 | 料金目安 | 特徴 |
フルーツイングリッシュ | 月1,800円程度 | テストが充実 |
フレーズフレーズミー | 無料 | 瞬間添削 |
アイディー | 1回166円~ | 各種試験対策が可能 |
ランゲート | 無料 | 世界中のネイティブスピーカーが添削してくれる! |
ポリゴ | 1文字2円 | ニュージーランド発 英文添削サービス |
エディテージ | 1単語5円 | 学術論文に対応できる英語力を |
英語便 | 6カ月19,800円 (スタンダードコース) |
ネイティブスピーカーによる添削が受けられる |
1 checker | 無料 | 辞書翻訳機能付き |
エダンズ | 原稿1本平均34,500円 | 英語論文に特化したサービス |
英語試験ライティングセンター | 1回430円~ | 英検に特化したサービス |
それでは、一つ一つ詳しくみていきます。
フルーツイングリッシュ
フルーツイングリッシュは英語力のうち「書く」ことに特化したサービスとなっており、ライティング力を向上させるのに最適なサービスです。
復習も含めて徹底的に書く力を高められる構成となっており、自分の書いたものの間違いをはっきりと認識できるほか、かなり細かい部分まで必要とされる修正内容を指導してもらえます。
書いて修正をし、また書くということを繰り返すことが、遠回りに見えて一番の近道ですので、自分の納得できる質の高い文章を作ることができるよう、繰り返し添削を受けましょう。
フレーズフレーズミー
「フレーズフレーズミー」は、瞬間添削、文法理解、反復練習の3ステップでライティング力、アウトプット力をつけることのできるサービスです。ライティング力に限らず、他の英語の技能についても、このアウトプットにより総合的に力を高めることができます。
文法についてもかなり詳しく訂正され、学ぶことができるので、その後さらに訓練をしていく中で必要な最低限の文法理解も行なうことができます。
アイディー
アイディーは、プロの校正者などによる添削を24時間いつでも受けることができます。校正者のほかにも通訳や翻訳家など、英語を見るプロが多く在籍しているため、レベルを問わず、正しい英語を学ぶことができるでしょう。
また、添削を受けることのできる課題文章も3000程あり、多様なレベルが揃っているので、さまざまなニーズに応えてもらうことができます。
資格試験対策にも通じているので、各種検定や試験での高得点や合格を目指す場合には積極的に活用しましょう。
ランゲート
ランゲートは、自力で書いた英文を世界中のネイティブスピーカーに添削をしてもらうことのできるサービスです。海外の多くの人と知り合いに慣れること、単に添削を受けるのみならず、逆にこちら側も日本語について添削をすることが特徴と言えます。
一方的に利用をするというよりも、相互に生美合うツールと言えます。ライティング力に限らず、英語力の向上には、外国人と話したりやり取りをする機会を作ることが効果的ですので、コミュニケーションを積極的にとりたい人におすすめです。
ポリゴ
ポリゴは英語のプロの方向けのサービスとなります。添削及び返信がとてもスピーディーなことが最大の特徴で、遅くとも24時間以内に返信を受けることができます。
また、添削と言っても、単に修正すべき点を指摘するにとどまらず、細かい文法事項や弱点、改善点についても指摘を受けることが可能です。
英作文の書き方は一様ではありませんが、自分が書いたものをベースに、どう改善すべきかについてかなり具体的に指導を受けることができますので、効率よくライティング力を向上させることができます。
エディテージ
エディテージは英語論文の添削に特化しており、英語論文の受理率を上げることを目的としています。学術論文の添削ということで、さまざまな学問領域の添削を受けることが可能です。
添削対象が明確なため、本当に必要な方のみ選択をし利用しましょう。コースによっては、論文掲載までもサポートをしてもらえますよ。
英語便
「英語便」は、レベルとしては中上級者向けです。大学教授やプロのライターなど、専門知識を持つ方々が在籍しており、専門的内容かつ高度なものについても添削を受けることができます。
コースが細分化されており、どういったことを求めるかにより選択をする必要があるでしょう。教材も充実しているので、ビジネス特化、自由英作文特化など、求めるものに応じて柔軟に選択をすることができます。
1 checker
1 checkerはスペリング、語彙の正確さ、文法事項、文構成を総合的に評価し正してくれるサービスです。さまざまな観点からの評価がされ、どのように書く、ないし書き直すことでよりよくなるかのサジェスション(提案)を受けることができます。
語彙については、正しい表現、用いたほうが良い表現も表示されますので、書き直す際の参考になるほか、語彙力も同時に強化することが可能です。
エダンズ
学術論文の添削に特化しており、コースによっては文法事項の確認のほかに、より専門的な視点からのチェックを受けることができます。博士号を持つ方々に添削をしてもらえるため、より正確かつ緻密な添削を受けることができるでしょう。
必然的に1本あたりの添削料は高くなりますが、高度かつ確度の高いサービスを受けることができます。
英語試験ライティングセンター
英語試験ライティングセンターは、英検準1級、1級対策に絞った添削サービスです。準1級というと、高校英語のレベルを超えるとともに、前級である級との間には、大きなレベルの差があります。
高度な英作文力が要求されるとともに、得点の取れる英作文を書けるようになることが必要です。文法の正確さはもちろんのこと、論理構成や接続詞の使い方など、実戦的な部分も添削を受けることで、英検での高得点を目指しましょう。

ライティング添削サービスの上手な使い方
添削サービスについて具体的にご紹介をしてきました。
どれを使うべきか悩むことも多いと思いますが、ライティング添削サービスは、現状のレベルや目指すところ、料金を総合的に考えて検討することが大切です。
具体的には、ライティング力を向上させ、各種試験や検定を目指す場合には、それに特化したもの、試験対策も見据えて添削をしてくれるサービスを選びましょう。
一般的な英語力が上がったとしても、各種試験形態に合わせた対策をしなければ、合格したり高スコアをとることはできません。点を取るポイントを学ぶために添削を受けることが必要です。
他方で、単に英作文を書くことが目的、英語で文章を少しでも多く書けるようになることが目的の場合には、無料のもの含め、使い勝手のよいものやレスポンスの速いものを利用しましょう。
書いてすぐに添削を受けることが、さらなる勉強の効率化や、モチベーション維持につながりますので、積極的に利用してみてください。
ライティング添削サービスを活用してライティング力をアップさせよう
今回はライティング添削サービスについてご紹介しました。
ライティング力の向上には添削を受けることが大切です。身近な人に見てもらうのもよいですが、専門の技術を持つ人に見てもらうことにより、その後の勉強がより効率の良いものになるでしょう。
ライティング添削サービスは、無料ではじめて有料のものに切り替えるなど、工夫の仕方もさまざま。まずは目的に合わせて自分に最適なものを選択し、ライティング力の向上を目指してみてください。